2016年7月9日

オンラインストレージとCorvusSKK


CorvusSKKの設定ファイルや個人辞書は、"%AppData%\CorvusSKK" ディレクトリに保存されます。

次の記事を参考に、自動的にオンラインストレージへバックアップするためのコマンドプロンプトでの設定方法をまとめてみました。

Windows の CorvusSKK で Azik + Google 日本語入力の変換を利用。設定ファイルはクラウドへ保存。

Tech TIPS:Windowsのシンボリックリンクとジャンクションとハードリンクの違い


私はOneDriveで確認しましたが、Google Drive、Dropboxなどでも同様の設定で使えると思います。

ここでは、オンラインストレージソフトが管理するディレクトリを仮に "C:\OnlineStorage\CorvusSKK" としています。適宜環境に合わせて変更してください。

  1. 辞書管理プロセスを終了します。
  2. > taskkill /im imcrvmgr.exe
  3. %AppData%\CorvusSKK ディレクトリをオンラインストレージソフトが管理するディレクトリにコピーします。
  4. > xcopy /ei "%AppData%\CorvusSKK" "C:\OnlineStorage\CorvusSKK"
  5. %AppData%\CorvusSKK ディレクトリを削除します。
  6. > rd /s /q "%AppData%\CorvusSKK"
  7. オンラインストレージソフトが管理するディレクトリへのシンボリックリンク %AppData%\CorvusSKK を作成します。(要管理者権限)
  8. > mklink /d "%AppData%\CorvusSKK" "C:\OnlineStorage\CorvusSKK"
    追記 : ジャンクションでも良いようです。こちらであれば管理者権限は不要です。
    > mklink /j "%AppData%\CorvusSKK" "C:\OnlineStorage\CorvusSKK"
  9. 辞書管理プロセスを再開します。
  10. > "%SystemRoot%\System32\IME\IMCRVSKK\imcrvmgr.exe"

ちなみに、複数のPCやユーザーで、ローカルおよびリモートの同じディレクトリを使ってしまうとお互いに上書きしあってしまいますので注意してください。

オンラインストレージサービスの規約や使い方をよく確認してご利用ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿